望ましい行動ができるようにするための第1ステップは、ピンポイントを見つけることだ。望ましい結果と直結する行動は何かを明らかにするのである。そのことに関する、石田本による第151回目の引用である。
【引用はじめ】
会社経営などに役立つ5ステップとは、「ピンポイント」「メジャーメント」「フィードバック」「リインフォース」「評価」から成り立っている。
5ステップの第一は「ピンポイント」を見つけることである。「ピンポイント」とは、望んでいる結果に直結する行動を言う。売り上げに直接結びついている行動などをピンポイントと呼ぶ。
そもそも、全ての結果は行動の連続の延長線上にある。行動の連続がなければ結果は得られない。連続する行動の中には、結果に直接結びついている行動がいくつかある。それを探すことが結果を変える近道である。
ピンポイントさえ見つかればあとは非常にスムーズだ。結果を増やしたいならピンポイントを増やす。結果を減らしたいならピンポイントを減らす。このシンプルな法則を知ると、たやすく結果をコントロールできるようになるだろう。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.168 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
ピンポイントを見出すとは、望ましい行動の焦点化である。行動がはっきりしていれば、目指すべき行動が明確になって何をやったらいいかが分かる。
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