第一ステップ「行動のピンポイント」を明らかになったら、第二ステップが「メジャーメント」(測定)である。行動を数値化するのである。そのことに関する、石田本による第160回目の引用である。
【引用はじめ】
5ステップの第二は「メジャーメント」である。ここでは行動の数を調べるのだが、調べる方法は二つある。実際に行動が起きたかどうか目に見える場合は測定する。また、顧客満足度のように数として測定できないものは「判断」する。 メジャーメントには、このように行動の数が数えられる「測定」と、数えられない「判断」がある。数えられないものであっても、できる限り数値化して数えることが望ましい。行動を具体化して数値化したほうが測定精度はより高まるからだ。たとえば、チェックリスト化するのも一つの方法だろう。各項目に丸印をつけ、その数をカウントすれば測定が可能になる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.176 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動をどれぐらいやっているかを数えられるようにすると、めざす目標がどれぐらい実施しているかが明らかになる。そのために、行動の数値化に努力するのである。
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