企業などの組織においては、ビジョンやミッションを掲げる。そのことに関して、どのような結果があらわれているかを測定する。その結果が生ずる上での行動がどうなっているかも測定することである。そのことに関する、石田本による第159回目の引用である。
【引用はじめ】
結果やグラフや表にしている企業は多い。しかし、もっと重要なことは、「結果に結びついた行動を計測しているかどうか」だ。それでは具体的に、組織としてこれを使うにはどのように組み立てればいいだろうか。まず「戦略上の目標」を掲げる。ビジョンやミッションが入ってくる。結果の測定も必要になる。次が、「結果のピンポイント」を明確にする。次に重要なのは、「行動のピンポイント」である。これによって「結果に直結する行動」を見つけ出す。グラフを使った検証が必要不可欠だ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.173 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
測定することで、「結果のピンポイント」、さらには結果を生ずるための「行動のピンポイント」を明確にするのだ。それによって、組織がうまくいっているかどうかを判断することになる。 それがグラフ化である。
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