結果だけに目を奪われて、善し悪しを判断すると大きな落とし穴に陥る場合がある。上司はそのことにも注視を怠ってはならない。そのことに関する、石田本による第148回目の引用である。
【引用はじめ】
会社経営において、結果だけを見て経営するのは危険である。社員は不正な取引方法で業績を上げているかもしれないし、単に数字をごまかしているだけかもしれない。順調なときにはどうして順調なのか理由を知る必要がある。順調でないときはなおさらだ。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.167 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
現在はコンプライアンス(法令順守)が問われる。単にいい結果が出ているからいいというわけでない。違法行為などがあれば、あっという間に信頼が失われ、そこから退場させられる。上司は、部下とともに責任が問われることになる。
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