2026年5月20日水曜日

行動の原因を理解する

 行動の原因を理解するには、4つの基本随伴性によって制御されていると判断するといい。 

【引用はじめ】

 行動の原因を理解するには、まず、ダイアグラムを書き、それがどの随伴性で制御されているか判断する。慣れれば直感的に判断できるが、はじめのうちは、次のように順序立てて考えるとよい。

1.行動は「強化」されているのか、「弱化」されているのか判断する(ここで随伴性は二つに絞られる)

2.直前から直後の変化は「出現」か、「消失」か判断する(これで随伴性が決定する

3.出現もしくは消失したものが、「好子」か「嫌子」か判断する。

 これで、現在繰り返される行動、逆にしなくなった行動が、どのような随伴性に制御されているか明らかになり、同時に対処の方法が見えてくる。行動は随伴性で制御されているのだから、行動を変えるには随伴性を変えればよい、という発想が生まれるのだ。


(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.55)

【引用おわり】

 行動は4つの基本随伴性によって制御されている。好子出現の強化、好子出現の弱化、嫌子出現の弱化、嫌子消失の強化である。この4つで行動がどのように制御されているか判断できる。

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