職場の雰囲気を変えたい。沈滞した雰囲気で困っている。どうすればいいか。部員の望ましい行動が強化されることなく、弱化や消去されているためだ。望ましい行動を強化すればいい。
【引用はじめ】
会社の開発部の問題は、職場の雰囲気が沈滞していることだ。しかし、沈滞した雰囲気というのは行動ではない。沈滞した雰囲気を打開、活性化するために必要なのは、開発部における社員の適切な行動を増やすことである。したがって、まず考えられる基本的戦術は、部員の行動を弱化や消去することではなく、望ましい行動を適切に強化することだ。
具体的には、①開発が少しでも進んだら部員を褒める、②普段においても部員が活動していたら関心を示す(質問するなど)、③部員の試行錯誤に対して自分なりの示唆をしてみる、などである。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.94)
【引用おわり】
開発部では、望ましい行動が強化されてない。部員が適切な開発をしても強化されない。部員に対して質問したりして関心を示すことがない。部員の試行錯誤の苦労について、助言することもない。こうした積極的な対応や無関心が、沈滞した雰囲気を生み出しているのである。
| 要素 | 内容 | 表現イメージ |
|---|---|---|
| 部長・リーダーの言動 | 無関心・否定的・指示のみ | 表情が硬く、職員が距離を取る |
| 職員の反応 | 発言が減る・笑顔が消える | 会話の吹き出しが小さくなる |
| 環境要因 | 意見が通らない・成果が見えない | 書類や掲示板が空白気味 |
| 結果 | 活動が停滞・協力が減る | 全体が灰色トーンで静かな雰囲気 |
| 改善の芽 | 「声かけ」「共感」「小さな成功体験」 | 一部に淡い光や色が戻る |
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