2024年12月4日水曜日

問題解決(3) 「強化の原理」

  チェックリストを使うことによって、問題をうまく解決することができた。なぜそうなったか。「強化の原理」が働いたからである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第3回目の引用である。

【引用はじめ】

 チェックリストはなぜ役立つか。それは、部下のやる気や態度が問題ではなく、仕事の指示の出し方やその後の確認の方法に問題があるのでないかと想定したことが功を奏したためである。チェックリストでうまくいったのは、強化の原理が働いていたからだ。

 強化の原理とは、「行動することで、何か良いことが起こったり、悪いことがなくなったりすると、その行動は繰り返される。」

(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.4~p.5)

【引用おわり】

 「個人攻撃の罠」にはまったままでは、問題をうまく解決することができない。望むような行動ができないと「能力が低い」「意欲に欠ける」「反抗的だ」「指示待ちだ」と決めつけて、他に責任転嫁しがちだ。これでは、何ら問題解決を図るにはいたらない。それよりは、仕事に取り組みやすい方法を工夫するのである。その場合、チェックリストなど用いて、どのような状況にあるかを把握して、「強化の原理」を試してみるのである。

2024年12月3日火曜日

【利用者向け1100】雪に備えた準備

 今日(きょう)は 令和(れいわ)6年12月3日 火曜日(かようび)。

 12月になって これからは本格的(ほんかくてき)な冬(ふゆ)になります。

 雪(ゆき)がどんどん降(ふ)ってきて 雪(ゆき)が積(つ)もり 根雪(ねゆき)になります。

 雪(ゆき)かきも 毎日(まいにち)しなくてはなりません。

 車(くるま)のタイヤも スノータイヤに 交換(こうかん)します。

 庭木(にわき)の 雪囲(ゆきがこ)いもしています。

 雪(ゆき)に備(そな)えた準備(じゅんび)も忙(いそが)しいです。 

問題解決(2)「チェックリストの活用」

 上司は、部下のやる気がなくて、反攻的な態度にやきもきしている。ついつい部下が悪いと「個人攻撃の罠」にはまってしまう。これでは、問題解決につながらない。いかようにすれば、問題解決をはかることできるか。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第2回目の引用である。

【引用はじめ】

 上司は、最初、部下の「やる気」や、叱られても反省の色もないという「態度」に執着していた。しかし、「やる気」も「態度」も、どちらも上司の手の届くところにはない。逆に、チェックリストを使うことなら誰にでもできる。個人攻撃の罠から抜け出るには、できないことばかりではなく、できることを考えよ、というわけだ。それにチェックリストの効用は研究によって確かめられてもいる。勘や経験だけから解決策を考えず、せっかく公開されている研究成果を利用しようというわけだ。

(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.4)

【引用おわり】

 どうしても、できないことに注目しがちだ。あいつは「やる気がない」「指示待ちだ」と決めつける。これでは、なんの解決にもならない。まずは、チェックリストなどでどんな状況かを明らかにして、問題解決に一歩進めるのもいい手である。 

2024年12月2日月曜日

【利用者向け1099】モンテディオ山形J1昇格ならず

 今日(きょう)は 令和(れいわ)6年12月2日 月曜日(げつようび)。

 昨日(きのう)は モンテディオ山形(やまがた)の J1(ジェイワン)昇格(しょうかく)の

 プレーオフ準決勝(じゅんけっしょう)が 行(おこな)われました。

 岡山(おかやま)との 試合(しあい)でした。

 10年ぶりに J1(ジェイワン)に 昇格(しょうかく)するチャンスでした。

 しかし 残念(ざんねん)ながら 0―3で敗退(はいたい)。

 来年(らいねん)こそ 悲願(ひがん)のJ1(ジェイワン)めざしてがんばってほしい。 

問題解決行動(1)「個人攻撃の罠にはまっていないか」

 問題がうまくいかないとき、責任転嫁をしがちだ。あの人がしっかりしてないから、能力不足だ、努力不足だとついつい言ってしまう。「個人攻撃の罠」にはまって、問題解決を図ろうとしなくなっている。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第1回目の引用である。

【引用はじめ】

指針「仕事や人間関係がうまくいかないときには、他人や自分を責めるのではなく、問題を解決する方法を考えよう」

 仕事や人間関係がうまくいかないとき、我々はその原因を他人や自分の性格や能力、やる気や適性のせいにして、問題解決のためのアクションをとらないことが多い。これを「個人攻撃の罠」という。上司として仕事をしていると、特に陥りやすい罠である。自分の責任ではなく人の責任とする方がたやすいからだ。でも、この罠にはまっている限り問題は解決しない。また、罠にはまった上司の元では部下が育たない。

 罠から抜け出るには発想の転換が必要だ。

(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.3~p.4)

【引用おわり】

 「個人攻撃の罠」にはまると、問題解決の手立てをとろうとしなくなる。他人のせいにして、自らの努力を怠る。相手の欠点だけしか見えず、ついつい叱ってしまう。こうした悪循環にはまると、いい結果が生まれない。 

2024年12月1日日曜日

【利用者向け1098】今日から師走

 今日(きょう)は 令和(れいわ)6年12月1日 日曜日(にちようび)。

 12月は 「師走(しわす)」と言います。

 12月7日は 「大雪(たいせつ)」。 12月21日は 「冬至(とうじ)」。

 12月25日は 「クリスマス」。 12月31日は 「大(おお)みそか」。

 12月が終(お)わると 新(あたら)しい年(とし)です。

 令和(れいわ)6年 2024年も 残(のこ)すところひと月(つき)です。

  

島宗リーダー本429「より良い随伴性を作り出す」

 私たちとしては、思いどおりにいかないことが多い。さまざまな誤解から生じた行動の罠が、そこかしこにあるからである。本ブログで指摘してきたものには、「解決策飛びつきの罠」「研修の罠」「個人攻撃の罠」「心理学の罠」「マイクロマネジメントの罠」などがあった。そうした内容について、島宗リーダー本による第429回目の引用である。

【引用はじめ】

 個人攻撃の罠や心理学の罠、私たちの社会や文化にそうした罠に落ちる行動を強化する随伴性がある証拠でもあります。褒めるよりも叱る方が強化されやすいこともしかりです。

 ポジティブな行動マネジメントを企業に導入し、リーダーの行動を変えることで部下の行動を変え、業績の改善につなげるためには、こうした日常を覆す環境を作り出すことが必要になります。

 決して簡単ではありませんが、やりがいがありますし、大きな成果が期待できる仕事です。これまでの研究や実践から、予想されるハードルやそれらを乗り越える術もわかってきています。

(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.226)

【引用おわり】

 問題の解決に向けて、ポジティブな行動マネジメントを導入する。しかし、その場合適切なやり方でなければ、効果を得られない。効果的な随伴性によって、行動の改善を図る必要がある。