2023年1月31日火曜日

「できない理由」ばっかり言う

 職場において、新しいアイデアなど述べると、「できない理由」ばかり言われる。そうなると、新しいアイデアなど言わなくなる。ただただ、前例主義にとどまってしまう。発展を求めない沈滞した職場になりがちである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第319回目となる。

【引用はじめ】

  • 今どきの職場でよく見られる光景として、誰かが何か新しいアイデアを考え出すと、別の誰かが「できない理由」を述べ、アイデアが没になってしまう。
  • 一見すると、その「できない理由」はもっともらしく、万人を納得されるに足る力を持っていることも多い。
  • だから、できない理由を述べる人の方が往々にして組織では尊敬されることもある。
  • だが問題は、この現象を行動分析学的に解釈すると、「できない理由を述べる」という行動が強化されていることにある。
  • A(先行条件)新しいアイデアが提案されたときに→B(行動)できない理由を述べると→C(結果)周囲が感心する というABCが成立しているからだ。
  • つまり、こういう職場では、新しいアイデアが提案されたときには、よってたかってみんなが「できない理由」を探そうとしてしまうのである。
  • それでは、創造的な仕事ができるわけがない。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.91~p.92

【引用おわり】

 新しいアイデアに対して、やってもみないうちから「できない理由」ばっかりで終始する。失敗に対する恐れが先に出る。失敗したら新たな取り組みをしようとしない。はじめから、失敗するかもしれないと、やろうともしないのである。こうなると、今まででいいとなる。一番楽なやり方を選択していると言っていい。

【利用者向け428】菜の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年1月31日 火曜日(かようび)。

  今日(きょう)は 「菜(さい)の日」です。

 野菜(やさい)や 果物(くだもの)を たくさんとって 健康増進(けんこうぞうしん)に

 つとめようとよびかける日です。

 日付(ひづけ)の「31」を 野菜(やさい)の「さ(3)い(1)」と 読(よ)ませます。

 毎月(まいつき)31日を 「菜(さい)の日」と さだめています。



革新的な文化を生み出す

 職場において、「保守的な文化」を「革新的な文化」に変えたい。そういう時は、ABC分析をして、AとCの関係を変えてみるのがいい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第318回目となる。

【引用はじめ】

  • 文化がABCによって生まれることが分かれば、文化をどうすれば変えられるかも分かる。
  • ABCを変えればよい。
  • ABCを変えるとは、具体的にはA(先行条件)とC(結果)の関係を変えることだ。
  • A(先行条件)偉い人が集まる会議で→B(行動)突拍子もないアイデアを言うと→C(結果)白い目で見られる という結果を、C(結果)面白がられる と変えてみる。
  • A(先行条件)前例がないときに→B(行動)試しにやってみると→C(結果)上司にたしなめられる という結果を、C(結果)上司に称賛される と変えてみる。
  • A(先行条件)前例のある仕事については→B(行動)前例通りに進めれば→C(結果)誰からも文句を言われない という結果を、C(結果)上司や周囲から馬鹿にされる と変えてみる。
  • このようなことを積み重ねてゆくと、その職場では、みんなが偉い人の前でもユニークなアイデアを自由に発言するようになり、前例踏襲という行動は減り、何か新しいことをやってみるという行動が組織的に習慣化される。
  • つまり、「革新的な文化」が生まれることになる。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.88~p.90

【引用おわり】

 前例踏襲ばかりで、なかなか革新的なアイデアが出ない職場というのは、前例が尊ばれるところがある。新しいアイデアが歓迎されなかったりしている。新しいアイデアに対して、肯定的な対応がなされるようにするのがいい。

2023年1月30日月曜日

【利用者向け427】みその日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年1月30日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「みその日」。

 日付(ひづけ)が 「三十日」を 「みそか」と 読(よ)むことから

 「みその日」としています。

 みそは 健康食品(けんこうしょくひん)として すぐれた

 調味料(ちょうみりょう)です。

 日本(にほん)の 伝統食品(でんとうしょくひん)です。

 大豆(だいず) 米(こめ) 麦(むぎ)などに 塩(しお)とこうじを加(くわ)えて

 発酵(はっこう)させたものです。

 

 

保守的な文化が生まれるわけ

 それぞれの職場の文化というのは、どうやってつくり出されるか。職場内におけるABC分析をしてみると、分かりやすい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第317回目となる。

【引用はじめ】

  • 私たちの周りには、さまざまなA(先行条件)→B(行動)→C(結果)がある。
  • しかしそれは、各々の職場や家庭によって、ある一定の傾向を持っていることが多い。
  • たとえばある職場では、A(先行条件)偉い人が集まる会議で→B(行動)突拍子もないアイデアを言うと→C(結果)白い目で見られる
  • A(先行条件)前例がないときに→B(行動)試しにやってみると→C(結果)上司にたしなめられる
  • A(先行条件)前例のある仕事については→B(行動)前例通りに進めれば→C(結果)誰からも文句を言われない
  • するとその職場では、公式の場で誰もユニークなアイデアを口にせず、前例通りの仕事しかしなくなる
  • つまり、「保守的な文化」が生まれる

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.86~p.87

【引用おわり】

 前例を重んずる職場では、前例通りにやることが肯定される。前例からはずれるようなことは、否定されたり無視されたりするのである。保守的な行動が強化される職場となる。

2023年1月29日日曜日

【利用者向け426】昭和基地開設記念日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年1月29日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)は 1957年(昭和しょうわ32年) 南極大陸(なんきょくたいりく)に 

 「昭和基地(しょうわきち)」が 開設(かいせつ)されました。

 日本(にほん)が 南極(なんきょく)に 初(はじ)めて観測基地(かんそくきち)を

 設置(せっち)することができた日です。

 南極(なんきょく)は 世界(せかい)で 一番(いちばん) 寒(さむ)い場所(ばしょ)です。

 気象観測(きしょうかんそく)などを 各国(かくこく)と 協力(きょうりょく)して

 行(おこな)っています。 

常識的な行動をどう学習しているか

 職場などにおいて、多くの人たちは先行条件(A)、行動(B)、その結果(C)といった関係の中で、常識的な行動を学習している。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第316回目となる。

【引用はじめ】

  • 働く人自らが先行条件(A)と結果(C)の関係を学習し、その職場における常識的行動を学習しているのである。
  • 逆に、「その場の空気を読まない」人というのは、先行条件が何であっても同じ行動をしてしまう人のことである。
  • こうした人は、ABCの関係を学習しない(またはできない)ために、自らを職場に適応させることが難しくなっているのである。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.85~p.86

【引用おわり】

 先行条件(A)がどうなっているかわからないままに行動すると、適切な行動ができない。そうなると、「空気が読めない」人だとなってしまう。