職場などにおいて、多くの人たちは先行条件(A)、行動(B)、その結果(C)といった関係の中で、常識的な行動を学習している。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第316回目となる。
【引用はじめ】
- 働く人自らが先行条件(A)と結果(C)の関係を学習し、その職場における常識的行動を学習しているのである。
- 逆に、「その場の空気を読まない」人というのは、先行条件が何であっても同じ行動をしてしまう人のことである。
- こうした人は、ABCの関係を学習しない(またはできない)ために、自らを職場に適応させることが難しくなっているのである。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.85~p.86
【引用おわり】
先行条件(A)がどうなっているかわからないままに行動すると、適切な行動ができない。そうなると、「空気が読めない」人だとなってしまう。
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