ただ、そのことについて、舞田氏は、「成果主義の良い点と問題点」として、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第69回目である。
【引用はじめ】
成果主義の人事改革は、それまでの日本の組織にありがちな、責任の所在が曖昧であるという「甘えの構造」にメスを入れた。そして各人の役割と責任を明確にし、コミットメントを引き出すことには成功した。
しかし、その反作用として、各人が自分の役割と責任だけに没頭し、周囲への協力や後輩の育成に無関心になるという、悪しき個人主義をも同時に生み出す結果となっている。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.175、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
成果主義における責任と役割を明確にすることは大変重要である。それが、個人だけが良いとするようならばチームワークに問題が生じかねない。
それぞれの協力や関係を大事にすることが前提の成果主義でなけばならない。それが組織力の向上につながる。より良いチームワークがあって、個人も伸び、組織も伸びる。
成果主義における責任と役割を明確にすることは大変重要である。それが、個人だけが良いとするようならばチームワークに問題が生じかねない。
それぞれの協力や関係を大事にすることが前提の成果主義でなけばならない。それが組織力の向上につながる。より良いチームワークがあって、個人も伸び、組織も伸びる。
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