その中の三つについて、舞田氏は、「教える三つの方法」として、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第72回目である。
【引用はじめ】
新しい行動を習得するための方法として、行動分析学では、次の五つが考案されてきた。
- 教示
- モデリング
- 身体的誘導
- シェイピング
- チェイニング
モデリングとは、モデルを示す、お手本を示すことである。すでにその技能を持っている人が、実際にやってみせて、見て学ぶわけだ。
身体誘導とは、手取り足取り教えることだ。ゴルフやテニスのコーチは、初心者に対して、口で説明し、お手本を見せるだけでなく、フォームがおかしければ、手を添えて、正しいフォームを体験させる。これが身体誘導だ。
以上の三つは「教える」方法だ。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.176~p.177、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
私たちは、教示、モデリング、身体誘導に関して「教える手立て」として、無意識に使っている。
教えるには、有効な手法である。
それを意識的・計画的に行うのが応用行動分析学なのだ。
私たちは、教示、モデリング、身体誘導に関して「教える手立て」として、無意識に使っている。
教えるには、有効な手法である。
それを意識的・計画的に行うのが応用行動分析学なのだ。
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