それを明らかにしないままでは、変えようがないからである。
その一連の行動がどのように構成されているかをはっきりさせるのだ。
それに関して、舞田氏は、「個々の行動をブレイクダウンすることの重要性」として、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第50回目である。
【引用はじめ】
行動と一口に言っても、ボタンを一回押すような簡単なものから、新機種の開発のような一連の行動から出来上がっている複雑なものまでさまざまである。要領が悪いということは、その人の一連の行動のどこか問題があるということだ。だから、ここで第一にしなければいけないマネジメントは、ただ「頑張れ」と言って励ましたり、結果が出たら褒めたりすることではない。部下の働き方の中の「どの行動」を強化(または弱化、消去)すればよいのかを、まずは突き止めなければならない。そのためには、部下の業務である開発プロセスが、どのような行動から成り立っているかを分析する必要がある。一連の複雑な行動からなるプロセスを、個々の行動にブレイクダウンすることを課題分析という。部下のパフォーマンスを上げるには、この課題分析が鍵となる。
(舞田竜宣+杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.133、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
問題となる行動が、どのようなプロセスで構成されているか、しっかりと分析すれば、行動を変えることも容易になる。それが、課題分析と呼ばれるものである。
「課題分析とは、いくつもの行動がつながって一連の行動になっている複雑な行動を、個々の構成要素に分けること」
課題分析は、行動を変えるための肝である。
問題となる行動が、どのようなプロセスで構成されているか、しっかりと分析すれば、行動を変えることも容易になる。それが、課題分析と呼ばれるものである。
「課題分析とは、いくつもの行動がつながって一連の行動になっている複雑な行動を、個々の構成要素に分けること」
課題分析は、行動を変えるための肝である。
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