利益は働く人たちの多くの行動の所産によって生み出されるものである。
それに関して、舞田氏は、「行動の所産だけでは問題は解決しない」として、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第53回目である。
【引用はじめ】
行動分析学は、行動を研究対象として、その原因を分析し、行動の問題を解決していく科学である。したがって、行動に焦点を当て、それを改善することが本筋である。
しかし、多くの現場では、行動そのものを対象にしない。企業にとっては何より利益が求められるが、利益は行動ではない。その企業で働く人々の無数の行動の所産(成果)である。
しかし、所産に焦点を当てるだけでは問題は解決しない。そのときこそ、所産を生み出す個々の行動に目を向けなければならない。成約を生み出すよい営業活動など、考えなければならない。
(舞田竜宣+杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.137~p.138、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
行動の所産を生み出すには、それにかかわる一つ一つの行動に着目する必要がある。
行動に問題が生ずれば、行動の所産も生み出すことができない。
行動を焦点化・具体化して、行動の問題を解決することで、行動の所産を生み出すのである。
行動の所産を生み出すには、それにかかわる一つ一つの行動に着目する必要がある。
行動に問題が生ずれば、行動の所産も生み出すことができない。
行動を焦点化・具体化して、行動の問題を解決することで、行動の所産を生み出すのである。
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