シェイピングがうまくいくには、今やるべき中間目標を明確にして、それができたら即強化する。
そのタイミングが大事だ。
それに関して、舞田氏は、「即時強化」することの重要性について、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第61回目である。
【引用はじめ】
中間的に設定した目標を達成したら、すぐに強化する。
舞田氏による著書の紹介は第61回目である。
【引用はじめ】
中間的に設定した目標を達成したら、すぐに強化する。
シェイピングは「できない」ことを「段階的にできる」ようにしていくための工夫だ。
したがって、「ここまでは上手にできるが、そこから先は失敗する」という状況が常につきまとう。だから、上手にできた瞬間に好子を提示しなければ、そこから先を失敗して、強化するためのタイミングを逸しまうからである。
できたときの喜びを、体に深く覚えこませることが、正しい行動の学習と、さらなる挑戦への意欲を促進する。
(舞田竜宣+杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.157、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
できなかったことができるようになった。それを即座に強化する。
「即時強化」の重要性を肝に命じておくことだ。シェイピングが成功するか失敗するかは適切な中間目標ができたときの対応にかかっている。
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