課長が所属する部下に対して、適切なアドバイスをすることが望まれる。部下もそれを期待している。まずは部下の状況把握する必要がある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第464 回目となる。
【引用はじめ】
- 課長の部下が壁に突き当たったときに助言をするという行動を、どのように強化するといいか。
- 今までは部下の状況を把握することがなかったために、状況に応じた適切なアドバイスをする機会もなかったと思われますが、これからは少なくともアドバイスのきっかけはつかめるものと思われます。
- 通常であれば、部下に適切な助言ができれば、部下が感謝してくれます。
- それが上司にとっては嬉しく、行動の強化につながります。
- この課でも、それが起きてくれれば問題はありません。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.199
【引用おわり】
課長は部下の仕事ぶりをしっかり把握できていれば、適切なアドバイスもできる。それをないがしろにしていると、うまくいかない。そうなれば、部下の信頼も得られない。部下が仕事上で困っているとき、課長の適切なアドバイスで困難を乗り切ることができたならば、部下の信頼は大きくなる。
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