「人は変われる」の哲学を連綿として述べてきた。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)の本を引用して。それも、一連の内容を591回にわたって、2回も繰り返して引用して述べた。
実践的な内容がふんだんに盛り込まれていた。興味をもっていただけだろうか。なあーんだ、こんな常識と思ったことも多いかもしれない。身近なことから試してみることである。そうすると、常識以上のことが見出されるはず。
そうなんだ。やってみることなのだ。自らの問題をまず行動的解釈によって「課題分析」して、「記録」して、「測定」するのだ。その行動がどのように変化してゆくか。より良い行動が増えてゆくか、悪い行動が減ってゆくか。あるいは、なんの変化もないのか。
行動の直後には、どのような好子が随伴しているか、あるいは嫌子が随伴しているか。それによって、行動は強化されているのか、消去されているのか、弱化されているのか。
自らを変えれば、相手だって変えられる。もちろん、一気に変わるなんて甘いものではないのは確か。ステップバイステップを試みれば、少しずつ変化することは可能。
まずはやってみる、試してみることだ。うまくいったら、大いに喜び、だめだったら修正して再度試す。初めは手の付けやすいところからでいい。成功体験の繰り返しによって、より難しいことにも徐々に挑戦するようになる。
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