課長の問題の一つとして、部長を批判することが多いことだ。こうしたことは、組織運以上問題である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第466 回目となる。
【引用はじめ】
- 課長が、部長の発言に反対や批判ばかりするということに対してどうすればよいでしょう。
- 今まで課長は部長の話を聞いていると、納得しかねる点が気になって仕方なくなり、反対や批判をすることでそのフラストレーションを解消していました。
- また、部長の話の欠点を指摘することで、自分の能力を確認する喜びを得ていました。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.200
【引用おわり】
課長は、なぜ部長に対して反対や批判をするのか。それは、課長にとって部長の発言は納得しがたい内容が多いからである。そうすることで、自分のほうがずっと正当性が高く、優位に立てると思えるからである。
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