2026年1月20日火曜日

組織が変わる(219) 「モーニングサイド・アカデミー」

 アメリカには、行動科学マネジメントのメソッドを用いて、学力向上に成果を上げている学校がある。それも、発達障害のための学校だ。そのことに関する、石田本による第219回目の引用である。

【引用はじめ】

 アメリカのシアトルにあるモーニングサイド・アカデミーでは、教育に行動分析学を導入している。行動分析家のジョンソン博士が1980年代に設立した私立校で、学習障害や注意欠陥多動性障害の小中学生のみを受け入れている。

 行動科学マネジメントのメソッドを用い、一学年のうちに最低でも二学年分の学力をつけさせるのがモットーで、できなかった場合は授業料を全額返還する。しかし設立以来、返還した例はほとんどない。毎年、最低でも二学年分以上、多い子は三学年分以上の学力向上を果たしている。生徒たちは学力が追いついた時点で元の学校へ帰っていく。なんという素晴らしい学校だろうか。 

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.223~p.224   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 モーニングサイド・アカデミーでは、個別に記録をとって状況把握に努める。そして、その都度課題を把握して、次の計画に反映している。こうしたシステマティックな対応が個々の学力向上につながっている。

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