リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
ところが、リーダーシップがうまくいっていないケースが多い。
そのため、組織の業績が伸びない。
そのことについて、島宗理氏は、「リーダーが育たない」ことについて、以下のように指摘する。
島宗理氏のリーダー論からの第37回目の紹介である。
【引用はじめ】
日本にはリーダーが育たない。
経営者の方々が、こうした不満を抱いている。
しかし、リーダーがリーダーの仕事ができていないことを、リーダー自身や日本の文化や教育のせいにしているうちは個人攻撃の罠にはまっているだけです。
何も変わりません。
リーダーシップによって部下や社員の行動を変えることで会社の業績を伸ばすためには、リーダーがリーダーの役割を果たせるように、リーダーの行動の随伴性(人の行動を変える法則)を整備すればいい。
(島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.154、2015年、日本実業出版社刊)
【引用おわり】
経営者の中には、リーダーに対する不平不満を口にする人がいる。
リーダーがリーダーらしい活躍ができていないというのだ。
経営者が、リーダーとしての役割を果たす随伴性がないことに気づいていない。
経営者が「個人攻撃の罠」にはまっている。
リーダーを育てる随伴性を整える必要がある。
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