リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
リーダーが職員のできないことばかりをあげつらう問題がある。
そのことについて、島宗理氏は、「できないことばかりとらわれている」ことの問題を、以下のように指摘する。
島宗理氏のリーダー論からの第33回目の紹介である。
【引用はじめ】
部下のマネジメントに苦労している上司の方々の多くは、部下の「できないこと」に注意の大半を奪われています。
残りの半分は「できること」に目が向いているかというと、残念ながらそうではなく、できない理由を部下の能力や性格や態度に求めることに奪われています。
個人攻撃の罠ですね。
(島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.109、2015年、日本実業出版社刊)
【引用おわり】
リーダーにとって、職員のできない面だけとらえやすい。
そして、あれもこれもできない、さらに指示通りにできないし、しない。
だめな奴だ、できない奴だとレッテルを貼る。
職員を信頼しない。それだから、リーダーも職員から信頼されないといった悪循環に陥る。
職場の雰囲気は最悪である。
これを打開しなければならない。
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