2019年11月3日日曜日

リーダーのコアコンピタンス(核となる能力)

 リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
 そのために、リーダーは人の行動に関する知識や技術を学ぶことが大事である。   
 そのことについて、島宗理氏は、「リーダーのコアコンピタンス(核となる能力)」は人の行動を変える法則を理解することと述べる。
 島宗理氏のリーダー論からの第18回目の紹介である。

 【引用はじめ】

 人の行動についての知識と技術は、リーダーにとって最も重要なコアコンピタンス(核となる能力)の一つです。

 なぜ、あの人は〇〇をするのか?
 あの人に〇〇をしてもらうにはどうすればいいのか?

 部下の行動あれ、顧客の行動であれ、上司の行動であれ、自分の行動であれ、人の行動を変える法則さえわかれば鬼に金棒です。
    
 (島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.56、2015年、日本実業出版社刊)

 【引用おわり】

 人の行動はいかなる原理に基づいているのか。
 なぜ、あの人は多くの人に好かれるのか。
 反対に、なぜ、あの人は多くの人に嫌われるのか。
 なぜ、あの人は仕事を効率よくさばくのか。
 反対になぜ、あの人は仕事が遅く間違いを犯すのか。
 こうしたことについて、その背景にある行動原理がわかれば、人の行動を変えることもできる。
 リーダーの資質として、行動の法則を学ぶことこそ大切である。

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