リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
そのために、リーダーは人の行動に関する知識や技術を学ぶことが大事である。
そのことについて、島宗理氏は、「リーダーのコアコンピタンス(核となる能力)」は人の行動を変える法則を理解することと述べる。
島宗理氏のリーダー論からの第18回目の紹介である。
【引用はじめ】
人の行動についての知識と技術は、リーダーにとって最も重要なコアコンピタンス(核となる能力)の一つです。
なぜ、あの人は〇〇をするのか?
あの人に〇〇をしてもらうにはどうすればいいのか?
部下の行動あれ、顧客の行動であれ、上司の行動であれ、自分の行動であれ、人の行動を変える法則さえわかれば鬼に金棒です。
(島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.56、2015年、日本実業出版社刊)
【引用おわり】
人の行動はいかなる原理に基づいているのか。
なぜ、あの人は多くの人に好かれるのか。
反対に、なぜ、あの人は多くの人に嫌われるのか。
なぜ、あの人は仕事を効率よくさばくのか。
反対になぜ、あの人は仕事が遅く間違いを犯すのか。
こうしたことについて、その背景にある行動原理がわかれば、人の行動を変えることもできる。
リーダーの資質として、行動の法則を学ぶことこそ大切である。
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