2025年12月1日月曜日

【利用者向け1512】師走

 今日(きょう)は 令和(れいわ)7年12月1日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)から 12月です。

 12月を 「師走(しわす)」とも 言(い)います。

  「師(し)が走(はし)る」の 「師(し)」とは お坊(ぼう)さんのことです。

 12月になると お坊(ぼう)さんたちは 法要(ほうよう)が 多(おお)く

 行(おこな)われます。

 お坊さんは すごく 忙(いそが)しくなるという 意味(いみ)です。

組織が変わる(175) 「罰ではなくリインフォース」

 測定を嫌がるのは、パフォーマンスがうまくいってないことが明らかになって、罰せられていると思うからである。測定が自らのパフォーマンスをうまくいっていると分かるようにすれば、測定がより良いものだというになる。そのことに関する、石田本による第175回目の引用である。

【引用はじめ】

 測定を始めようとするとき、部下たちに受け入れてもらうためには、「測定の後に罰を待ち受けている」という誤解を解き、罰ではなくほうびが手に入ることを教えなければならない。すなわちリインフォース(強化)である。

 リインフォースの仕組みを正しく理解されたとき、人々は測定を嫌がらなくなる。むしろ測定を楽しみにするだろう。自分のデータを嬉々として提出し、リインフォースを促す。自分のデータが思わしくない場合は自発的に改善するようになる。そこには強迫観念など存在しない。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.184   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 測定によって、罰するようなやり方でなく、ほうびとなるようなやり方に変えることはできる。効果的な測定で、より良いパフォーマンスを促すようになるのである。