パフォーマンスに関しての測定には、いろんな内容のものがある。その中で、「リーダーシップ調査」によって、スタッフと上級管理職との関係がわかり、組織運営にうまく取り入れれば役立つものになる。そのことに関する、石田本による第186回目の引用である。
【引用はじめ】
測定には、「チームワーク調査」「タスクワーク調査」「リーダーシップ調査」などがある。例えば、「リーダーシップ調査」というのは、次のようなものである。
リーダーの資質を問い、上下関係がうまくできているかどうかを調べるマネジメントサーベイ(調査)である。一般スタッフが直属上司に対する評価をアンケート形式で記入し、上級管理職に提出する。無記名方式なのでスタッフの本音が引き出せる。内容については、原則として上級管理職しか見ることができない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.191 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
スタッフのパフォーマンスだけでなく、リーダーのパフォーマンスも測定することは大事だ。リーダーの資質しだいで、組織の活性化も図れる。リーダーのあるべき姿も、そうした測定によって明らかにすることもできる。「リーダーシップ調査」も適宜導入する必要がある。
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