適切な行動をすれば、その直後にごほうびとしてのリインフォースが与えられると、適切な行動が繰り返されることになる。そのことに関する、石田本による第197回目の引用である。
【引用はじめ】
ほうびに使われるデントン紙幣(社内のカフェテリアで使用できる通貨)やポイントカードを「リインフォース因子」と呼ぶが、行動をポジティブにリインフォースするのはこうしたものである。望ましい行動をとった人に対して、いかに「ポジティブなリインフォース」を与えるかが重要となる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.198 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
タイミングよく「ポジティブなリインフォース」が与えられるどうかで、適切な行動が促されるかどうかが決まる。それも少なくとも60秒以内に随伴する必要がある。「60秒ルール」と言われるものである。
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