パフォーマンスや行動などの向上に関しては、本人が分かるようフィードバックする必要がある。本人自身が向上していることを認識することで、それが動機づけになるのである。そのことに関する、石田本による第184回目の引用である。
【引用はじめ】
測定する項目が結果に直結するようにするとうまくいく。さらに、測定したら必ずフィードバックにつなげることが必要だ。測定しただけでは効果が得られない。
例えば、こうした失敗例がある。きちんと測定したにもかかわらず、その結果をリーダーだけで共有していた時期がある。このときは一般社員の行動自発率を全く上げることができなかった。測定結果を公表し、各人にフィードバックしたとき、初めて全員がやる気を見せたのである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.189 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
本人の行動がどうなっているかを測定し、うまくいっているかどうか、数値で明らかにすることが重要だ。それが更なる意欲つながるからである。
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