フィードバックするにしても、標的行動に直結したものでなければならない。的外れなものをいくらフィードバックしても、何の効果は上がらないのは当然である。そのことに関する、石田本による第194回目の引用である。
【引用はじめ】
フィードバックは行動分析に必要不可欠な要素である。これを使う場合にも測定が必要だ。
データを測定しないと、結果に直結しない行動を繰り返させることになりかねない。「どうも効果が出ない」という場合、的外れな行動をフィードバックしていることが往々にしてある。この見極めによって行動分析の効果は大きく左右されるので、測定の手を抜いてはいけないのである。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.196~p.197 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
標的行動について、適切な測定を行い、それを即座にフィードバックすれば、行動の変容は可能である。測定の結果が数値によるものであれば、より効果的である。
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