効果的に測定するには、どうするか。それは本人に行動の結果をフィードバックして、現状はどうなっているかを明らかにするのである。うまくいっていれば、リインフォース(強化)するのである。そのことに関する、石田本による第183回目の引用である。
【引用はじめ】
ある住宅リフォーム会社では、営業成績を上げるために見込客の訪問について測定を取り入れた。新人の場合は訪問件数そのものをカウントし、ベテランはクロージング(成約)件数をカウントする。その結果をグラフによって本人にフィードバックし、かつリインフォース(強化)したところ、それぞれの件数は見事に増加した。
測定する項目が結果に直結すればうまくいく。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.188~p.189 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
測定した内容が、行動した結果に直結していると、効果的である。自らの行動がうまくいったかどうか明確になるからだ。
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