望ましい行動を繰り返したい。そのためには、どうするか。標的行動となるピンポイントの目標を決定し、その測定をする。その測定の結果をフィードバックする。フィードバックの結果は望むべき内容となるリインフォースRであることが必要だ。そのことに関する、石田本による第196回目の引用である。
【引用はじめ】
望ましい行動を繰り返させるためにフィードバックを行うが、それだけでは自発的意欲を維持することが難しい。そこで出てくるのが「リインフォース」つまり強化である。部下が望ましい行動をとったとき、すかさずリインフォースをして、その行動を継続させなければならない。
行動を繰り返させるときに大事なのは、本人が望む結果を与えることである。行動を増やすか、行動を減らすか。マネジメントの要諦は二つに一つだ。本人が望むものを与えたとき、それは「R+」として作用し、行動を増やす。罰やペナルティなど、望まないものを与えるとその行動を減らす。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.198 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
望ましい行動を増やしたいとなれば、行動の直後に「リインフォースR+」を随伴することである。そのことによって、望ましい行動が繰り返すようになる。
0 件のコメント:
コメントを投稿