なぜ測定するのか。その目的は何か。それを踏まえて測定することである。そうしないと、コストばかりかかって、効果を度外視していることになりかねない。そのことに関する、石田本による第190回目の引用である。
【引用はじめ】
何でもかんでも測定するのは無駄なことだ。そもそも測定する目的は何か。それは行動を継続させることにある。だからこそ、ピンポイントによって結果と直結した行動を見つけ、それを測定することが大切なのである。間違った行動をフィードバックすると、間違った結果が増えることになる。ピンポイントから測定に至るプロセスは慎重に進めなければならない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.192 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
どんな行動を測定すれば、より良い行動の変化を見出すことができるか。目的にそった行動が適切な測定によって、増加したり継続することができるすることが必要である。また、問題となっている行動であれば、測定によって減少し消去することである。
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