フィードバックのやり方にもいろいろある。目でみて分かりやすいやり方を工夫することである。それには、グラフ化して提示するのがいい。そのことに関する、石田本による第193回目の引用である。
【引用はじめ】
フィードバックの方法には次の三種類の方法がある。
- 言葉にする
- 態度で示す
- グラフ化して随時提示する
こううち、最も容易で、しかも効果が一定しているのはグラフ化である。特別な技術も要らず、上司の気分や体調に左右されることもない。部下たちがいつでも目にすることができるため、同僚との比較によって自分でモチベーションを高められるというメリットもある。
フィードバックで大切なことは、自分のスコアが今何点なの、今走ったタイムが何秒なのかを常に本人に分からせることである。行動の数をグラフ化して提示する方法が最も適している。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.194 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
フィードバックの工夫によって、標的行動に対するモチベーションが一気に高まる。それには、グラフ化によって、標的行動の変化を可視化するのが効果的である。
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