物事を成し遂げるには、そのプロセスがどうなっているか明らかになっていると、さらなる意欲が湧いてくる。行動の状況をフィードバックするのである。そのことに関する、石田本による第192回目の引用である。
【引用はじめ】
ボウリングで球を投げるとき、全ゲームが終わるまでスコアが分からないとしたら二ゲーム目も闘志を燃やせるだろうか。陸上で百メートルダッシュを繰り返すとき、一日が終わるまでタイムを教えてないとしたら、毎回全力で走れるだろうか。フィードバックとは、このようなものである。フィードバックは部下のモチベーションを高めるのにきわめて重要だ。
今までほとんどの職場では、結果が出たときにしかフィードバックをしていなかった。しかし、ボウリングや百メートルダッシュの例を見ても分かるように、部下に対しては随時フィードバックしてやらなければならない。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.193 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
今やった行動がどうなっているか。それが分かるとモチベーションが高まる。行動した実情をフィードバックするのだ。それも随時行ってこそ、効果的である。
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