職場の雰囲気が沈滞している。
雰囲気の沈滞をどのようにとらえるか。
このことについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で217回目となる。
【引用はじめ】
会社の中で問題になるのは、部長の部下の扱いによって、職場の雰囲気が沈滞していることだ。
しかし、沈滞した雰囲気というのは行動ではない。
沈滞した雰囲気を打開、活性化するために必要なのは、社員の適切な行動を増やすことである。
したがって、まず考えられる基本的戦術は、部長のように、部下の行動を弱化や消去することではなく、望ましい行動を適切に強化することだ。
具体的には、
① 開発が少しでも進んだら部下を褒める。
② 普段においても部下が活動していたら関心を示す(質問するなど)。
③ 部下の試行錯誤に対して自分なりの示唆をしてみる、などである。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.95、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
職場の雰囲気が沈滞しているを状況をどのように変えるか。
積極的で意欲的な雰囲気をどのように作り出すか。
それには、強化の随伴性が必要である。褒めたり、関心を示したり、適切なアドバイスをしたりなどを適時・適切に行うのである。
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