行動の直前から直後の状況変化が行動を制御することについて、述べてきている。
それには、四つの随伴性を理解するだけでいい。
それについて、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で194回目となる。
【引用はじめ】
好子出現の強化、好子消失の弱化、嫌子出現の弱化、嫌子消失の強化を、四つの随伴性という。
この四つをマスターすれば、相手はもちろん、自分の行動のほとんどの原因が理解できる。
好子と嫌子、出現と消失は、それぞれ対立概念である。
だから、「好子出現の強化」を覚えておけば、あとは論理的に判断できる。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.54、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
「好子出現の強化」と「嫌子消失の強化」では、行動を増やすことができる。
逆に、「好子消失の弱化」と「嫌子出現の弱化」では、行動を減らすことができる。
行動の直後がどのように変化しているかを明らかにすれば、行動を制御できるのだ。
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