2020年10月28日水曜日

どうやったらうまくいくかをもっと工夫すべき

    効果的な表彰制度を実施するためには、4つのポイントを指摘した。

 それが、「透明性」「全員参加」「誤差認定」「渡し方」であった。表彰一つにしても、効果的な方法を見出し、より良くやり遂げることをもっと大切すべきである。

 そのことを舞田本では、以下のように述べる。

 舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で306回目となる。

 【引用はじめ】 

 「表彰をする」ということは、どこの会社でも考えつく。だが、本当に効果的な表彰をするためには、その「やり方」が必要だ。大抵の人は「何をすべきか」を考えることはできるが、それを「どうやったら、うまくできるか」についての知恵がない。

 物事がうまくいくかどうかは、それを行う人々の心一つにかかっている。同じ仕事でも、楽しく早く効果的にできるやり方と、つまらなく非効率でやたら時間のかかるやり方がある。

 普通の会社では、そんなことまで気にしない。でも実は、そこにこそ成功と失敗の分かれ目がある。

(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.232~p.233、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 どんな仕事でも、うまいやり方があるはずだ。

 効果的・効率的なやり方を追求すれば、その仕事に対して意欲がわき、魅力を感じるようになる。

 常に改善を目指す仕事のやり方が必要なのだ。 

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