適切な行動を自発するのが難しい場合、補助的な刺激によって行動を促すのに、プロンプトという手法を用いる。
プロンプトには4種類のやり方がある。1 言語プロンプト、2 身振りプロンプト、3 モデルプロンプト、4 身体プロンプトである。
そのうちの「2 身振りプロンプト」について、舞田本では次のように述べている。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で280回目となる。
【引用はじめ】
2 身振りプロンプト
身振りといったジェスチャーなどを使ったプロンプトである。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.206、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
5W1Hで的確な答え方をしてもらうように、上司が五本指で示すと、部下が的確に報告するなどのやり方である。
なかなかうまく報告できずにいた部下が、わかりやすく的確な報告ができるになるのだ。
五本指を示すことで、部下も報告の要領に留意するからである。
これが「身振りプロンプト」だ。
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