表彰制度は、表彰される人だけに貢献するものでない。
組織全体にとって意義あるものにすべきである。
それについて、舞田本では次のように述べる。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で291回目となる。
【引用はじめ】
表彰制度を強化のシステムとして位置づけるなら、強化すべき行動は何かをはっきりさせる必要がある。
「頑張った」人とか「多大な貢献をした」人などは、行動の定義としてまったく不明確だ。
これでは誰かが選ばれて表彰台に立ったとしても、他の人々は真似しようがない。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.223、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
何が表彰の対象になったのか、組織の中で共有できるようにすることが大事である。
一人ひとりがあの人は営業売り上げで人一倍業績を上げたから表彰されたのだといったことが明確にならなければならない。
表彰された理由がみんなにわかるようにすることが重要なのだ。
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