表彰制度をうまく運用する4つのポイントは、「透明性」「全員参加」「誤差認定」「渡し方」であった。
そのことを舞田本では、以下のように述べる。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で305回目となる。
【引用はじめ】
トークンを導入するのであれば、できる限り人の心を温かくするものにしたい。たまったトークンを見ると、誇りと喜びがわいてくるようなものにしたいものだ。
表彰制度は、大部分の社員が「自分には関係ない」と思うようなものであってはいけない。
どれだけ皆を「巻き込む」か、それが成功の秘訣である。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.230、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
感謝カードなどのトークンを使った表彰制度は、皆が参加できるチャンスがある。
いずれは感謝カードが一定程度もらえれば、表彰される。
そうしたことが明確になっていると意欲的に取り組む。誰もが表彰の対象になり得るからだ。
こうした工夫が組織全体の活性化につながる。
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