新人研修などにおいて、常識的な内容を教えることで事足りるようにしている場合が多い。
効果的に教えようという工夫が足りない。
新人をできるだけ早く会社の戦力とするやり方による研修方法が必要だ。
そのことを舞田本では、以下のように述べる。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で307回目となる。
【引用はじめ】
新人研修などにおいて、同じ内容にしても。どう教えるかが大事だ。その目的は、会社と本人のために、少しでも早く会社に慣れ仕事を覚えてもらうことだ。
そのための効果的な方法は、適切なフィードバックを用いることである。
一つひとつの行動に関して、まず課長や先輩がやってみせ、次にポイントを言って聞かせて、それから本人にさせてみて、結果をフィードバックして、もう一度やらせる。
あとは、このフィードバックと行動のサイクルを短い期間にたくさん回せば、最も高い学習効果が得られるはずだ。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.233~p.237、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
どこでもたいてい新人研修内容というのは定番がある。
その研修内容をいかに身につけてもらうか。それには、研修方法を工夫することである。適切な行動を引き出す、適切なフィードバックを行う必要がある。
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