表彰はせいぜい年一回程度のことが多い。
望ましい行動の直後に表彰されるわけでない。
それについて、舞田本では次のように述べる。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で293回目となる。
【引用はじめ】
表彰制度は年に一回行われることが多い。
したがって、日々の業務の中で、どれほど望ましい行動をしたとしても、その直後に表彰が行われることはありえない。
行動が最も効果的に強化されるには、行動の直後に好子を与える必要がある。
表彰だけに頼っては、行動を強化できないのである。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.224、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
行動の直後に好子が与えられることが、望ましい行動を増やす。
表彰制度はどうしても望ましい行動の直後に好子を与えるという訳にはいかない。
表彰だけでは、行動を強化するのは難しいのである。
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