自分ががんばってうまくいったことは、すなおに喜ぶことだ。それを外に表して、偉ぶる必要はない。本当にがんばったなあと、自らを褒めるのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第325回目となる。
【引用はじめ】
- 日本では、素晴らしいことをしても素直に喜んではいけないという考え方があるようにも見受けられるが、それは大きな誤解である。
- たとえば相撲では、勝ってもガッツポーズをとってはいけないと指導されるようだが、それは、相手や周囲に誇示するような「自慢」を戒めているのであって、喜んではいけないということではないはずだ。
- もし、勝っても喜ばない習慣などつけてしまったら、その力士はまず絶対に強くならない。
- 自分が良いことをしたら、本気で自分を称え、遠慮なく喜びに浸る。
- これを身につけると、自分自身が変わってゆくことを実感できるはずだ。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.96
【引用おわり】
自分の努力が報われた。その経験は大きい。次につながる。また、やり遂げようと努力を続けることになる。そのためにも、その成功に対する喜びを持ち続ける必要がある。
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