「できない理由を述べる」人には、相手しない。そうしたことに対しては、「だめだよ」と否定する。消去や弱化するといい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第320回目となる。
【引用はじめ】
- 「できない理由を述べる」という行動を、強化ではなく消去もしくは弱化したらどうなるか。
- できない理由を述べた人がいても、その意見を聞かない(消去)
- できない理由を述べる人に対して、「そんな話ばかりしていても前には進まないだろう」などと注意する(弱化)
- 以上のようなことをすれば、「できない理由を述べる」人はいなくなる。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.92~p.93
【引用おわり】
「できない理由」は強化しないのがいい。消去と弱化によって、そうしたことを述べる雰囲気が広まらないようするのだ。そうすれば、積極的に新しいアイデアが生み出され、いろんな工夫に取り組む姿勢が出てくる。
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