トークンの活用によって、言葉だけよりも相手に対する感謝の気持ちなどを伝える上でより効果的である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第331回目となる。
【引用はじめ】
- トークンは、感謝や称賛といった見えないものを「見える化」できる特長がある。
- 物自体に心を込めて、相手に届けることができる。
- だから、「ありがとう」という一言とともに花を渡すことは、無形の言葉だけのときに比べ、有形のものも加わっている点で、相手に与える心理的効果がより大きくなる。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.100~p.101
【引用おわり】
相手に感謝や称賛を伝えるには、賞状やメタルなどが用いられる。賞状やメタルは「ありがとう」「がんばった」を形に表したトークンである。もらった人にとっては、単なる紙や金属片などと思わず、何よりうれしいことである。努力の結晶がトークンとして評価されたのである。
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