ゴルフの初心者は、クラブを振ることに慣れ、次にボールに当てることができるようなったら、次に目指すは「まっすぐ飛ばす」ことができるようにすることである。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第37回目である。
【引用はじめ】
ボールに当てるということが難なくできるようになったら、次は、まっすぐ飛ばすという行動を強化する。打球がまっすぐ飛んだら「いい球だ」と褒めるとか、10球連続でまっすぐ飛んだら褒めるといったことをする。
ここでもポイントは、この段階に至ったら、もうクラブを振るだけや、ボールに当てるだけのことでは褒めないという点である。
シェイピングでは、レベルの低い行動ができたら、今度は一段高い行動を強化することで、相手のレベルをステップ・バイ・ステップであげてゆき、最終目標とする行動へと近づけてゆくのである。
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.55~p.56
【引用おわり】
ゴルフが確実に上達するようにするために段階的な練習を続ける。
第1段階では、「クラブを振ることが好きになる」にようにする。
第2段階では、「ボールを当てる」ことができるようにする。
そして、第3段階では、「まっすぐ飛ばす」ことができるようにするのである。
さらに上手にするには、次のステップの練習が必要となる。こうしたシェイピングによって、確実にゴルフが上達していけば挫折することなくゴルフを続けられる。
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