2021年2月24日水曜日

チェイニングでスピーディに業績をあげる

 新人などには、契約をとるまで多くのハードルがあって、心折れそうになりかねない。少しでも、それを取り除けながら前に進める方法を使ったほうがいい。それがチェイニングである。

 そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第51回目である。

【引用はじめ】

 名刺交換ができて、自社紹介をし、次にニーズを聴くためのアポがとれたら、ここで強化する。それがチェイニングだ。そしてこのように順次、次の段階ができるようになったら、それを強化してゆく。すると、途中で心が折れることもなく、長々と暗中模索することもなく、快適にスピーディに業績があげられるようになる。

 舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.72~p.73

【引用おわり】

 チェイニングによって、契約ができ受注できたとなれば新人には大きな成果となり、会社にとっても大きな利益となる。適切なチェイニングが用いることができれば、社員、顧客、そして会社もウィン・ウィンの関係を築ける。特に、新人にはあまり失敗をせずに契約・受注までこぎつける可能性が大きい。

 新人研修において、チェイニングの工夫は成果の正否にかかわるとも言える。

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