ゴルフが上達するには、褒めるだけではうまくいかないこともある。その時は、手とり足とり教える。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第39回目である。
【引用はじめ】
ゴルフを教えるときには、ただ褒めるだけでなく他にもいろいろなことをする。
クラブの振り方を説明したり、先生がやってみせたり、生徒の体勢を先生が手とり足とり直したりする。そうするのは、生徒が正しくスイングできるようになりやすいからである。まっすぐ飛ばすための振り方や、距離を出すための振り方などにはポイントがある。それを生徒自身の試行錯誤だけで見つけ出させるのは非常に難しく、時間がかかってしまう。だから、正しいスイングができるよう、先生があの手この手を使う。
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.58
【引用おわり】
ゴルフの初心者にとって、試行錯誤によって上達させるのは並大抵のことでない。それよりも、正しいスイングの仕方のポイントを教えたり、見本を示したり、手足をとって動き方を指導したりすることで、学びやすくなる。
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