行動に対する強化を連続的にするか、部分的にするかで、行動の効果がかわる。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第32回目である。
【引用はじめ】
ある行動をするたびに強化をすることを連続強化、何回かに一回強化することを部分強化という。
連続強化には行動を早く身につけさせる効果があり、部分強化には行動を維持させる効果がある。
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.48
【引用おわり】
連続強化は、行動するたびに強化することであり、部分強化は何回に一回だけ行動の後に強化することだ。その強化の違いが行動を身につける様相を変えることになる。
始めは連続強化で行動を早く身につけさせ、その後は部分強化で行動の維持に努めるのがいい。
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