会議などにおいて、あなたの発言に対して、周りがどのような反応するかであなたの発言の仕方も変わってくる。発言の直後にどのような状況になるかで、次からの発言が変わる。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第59回目である。
【引用はじめ】
人の行動は、その直後にどういうことが起こる(または起きない)かで決まる。
だが、ある行動をとったときに、どのような結果が起こりやすいかは、時と場合によって違ってくる。
たとえば、会社によっては、偉い人が集まる会議で、あなたが突拍子もないアイデアを言うと、あなたは白い目で見られてしまうかもしれない。そして無視され、何の反応も参加者から得られないかもしれない。
すると、あなたはもう、このような場では突飛なことは言わず、前例踏襲的なことしか言わなくなるか、さもなければ発言自体をしなくなるだろう。
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.83~p.84
【引用おわり】
会議において、あなたの突飛な発言が受け入れられるか、受け入れられないかで次からの発言内容も変わってくる。突飛すぎるということで、否定されたり、無視されればあなたはそうした発言を止めて、受け入れやすい発言をするようになる。また、発言をしなくなるということだ。雰囲気に抗しきれなくなる。
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