新しいアイデアが提案されると、多くの人がその「できない理由」を探す場合がある。こうした職場には、創造的な文化が生み出されにくくなる。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第69回目である。
【引用はじめ】
A(先行条件) 新しいアイデアが提案されたときに
B(行動) できない理由を述べると
C(結果) 周囲が感心する
こういう職場では、新しいアイデアが提案されたときには、よってたかってみんなが「できない理由」を探そうとしてしまうのである。それでは、創造的な仕事などできるわけがない。
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.92
【引用おわり】
創造性や革新性といった雰囲気をかもし出す職場と言うのは、そうしたことに対する肯定的な行動がなければならない。新しいアイデアが提案されたときは、多くの人がそうだねと認める雰囲気である。みんなでそうしたことに対して、応援する職場が必要だ。
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