職場において、目を伏せがちな覇気がみられない部下に上司はどう対応すべきか。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第94回目である。
【引用はじめ】
以前は目を上げると上司と目が合い、すると上司が仕事のことについてあれこれと聞いてくるので、それがうっとうしくて目を伏せていました。
そこで、部下が目線を上げているとき、上司と目が合ったら、上司はただねぎらいの言葉をかけるようにしたらどうでしょう。それならば、うっとうしさもなく、自分のことを認めてもらえてうれしいと思うのではないでしょうか。
逆に目を伏せているときに、「どうした?元気ないじゃないか。何か問題でもあるの? どうなっているのか、現状を説明して」などと聞いてはいかがでしょう。
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.129
【引用終わり】
上司は部下と少しでも目線が合ったら、ねぎらいの言葉をかけたりするなど心がけるといい。部下が元気なそうな態度が見えたら、上司は部下に対して自ら声をかけ相談に乗るなどしてみることだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿