職場などの組織を活性化するためには、どうするか。行動分析学による組織改革を考えてみよう。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第96回目である。
【引用はじめ】
行動分析学マネジメントの基本
- 問題を行動的に解釈する
- 現在の行動の原因となっている強化や消去や弱化を明らかにする
- 行動を変えるための新しい強化/消去/弱化を計画し実行する
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.140
【引用終わり】
行動分析学によるマネジメントの基本は、まず問題に関して行動として捉えることである。問題行動はどうなっているのか具体的に把握しなければならない。
次にその行動の原因はどのように強化されているのか、あるいは消去なのか、弱化なのかを明らかにするのである。
第3段階は、問題行動を変えるための新たな強化・消去・弱化をどのように実施するか計画するのである。
こうした基本に忠実な対応が問題行動の変容を可能にする。
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