2021年4月13日火曜日

行動分析学マネジメントの基本

 職場などの組織を活性化するためには、どうするか。行動分析学による組織改革を考えてみよう。

 そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第96回目である。

【引用はじめ】

 行動分析学マネジメントの基本

  1. 問題を行動的に解釈する
  2. 現在の行動の原因となっている強化や消去や弱化を明らかにする
  3. 行動を変えるための新しい強化/消去/弱化を計画し実行する

舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.140

【引用終わり】

 行動分析学によるマネジメントの基本は、まず問題に関して行動として捉えることである。問題行動はどうなっているのか具体的に把握しなければならない。

 次にその行動の原因はどのように強化されているのか、あるいは消去なのか、弱化なのかを明らかにするのである。

 第3段階は、問題行動を変えるための新たな強化・消去・弱化をどのように実施するか計画するのである。

 こうした基本に忠実な対応が問題行動の変容を可能にする。 

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